La Tierra(ラ・ティエラ)

山陽小野田・竜王山のふもとに位置する小さなレストラン「La Tierra(ラ・ティエラ)」。オーナーシェフの高橋崇さんに話を聞きました。

latierra_1(後半)--いよいよ夏も目前、夏野菜が届き始めたそうですね。

はい。地元でこだわりを持って生産する契約農家から、夏野菜が届き始めました。宇部の「うえだ農園」さんからは、加熱することでうまみが増すトマト「シシリアンルージュ」や花ズッキーニ、水ナス。山陽小野田の「柴田農園」さんからは、口の中で弾ける甘さ抜群の「プヨトマト」やベビーリーフなどが届いています。花ズッキーニは、私の自家栽培で収穫したものも登場します。自然の力を借りて生産されているので、太陽の光をしっかり浴びてギュッと味が詰まったようなおいしさがあります。

 --夏に向けた新メニューを教えてください。

「鶏とインゲン豆の青じそクリームソーススパゲッティ」(1,400円)やさっぱりと食べられる「ハンガリー産マンガリッツア豚ロースのグリル、シェリービネガーソース」(1,600円)、「水牛のモッツァレラとアンチョビを詰めた花ズッキーニのフリット」(650円)などのほか、「人参の冷製スープ」(400円)など前菜からメインまで、リニューアルしました。

 --どれも旬のおいしさが味わえますね。

はい。特にトマトが豊富になってきますので、トマトをふんだんに使ったメニューも提供していきます。トマトベースの料理や、まだまだ暑くなってきたら「冷製パスタ」も提供していきます。

latierra_2(後半)--ランチタイムにはどのような料理を提供されていますか。

前菜、スープ、パンが付いてパスタがメインの「バンブ」(1,300円)、メインが肉か魚料理を選べる「ピノ」(1,800円)、パスタとメイン料理(肉か魚)を味わえる「ティエラ」(2,300円)の3コースのほか、贅沢に9品を提供するおまかせフルコース「旬のお勧めコース」(4,500円~、前日までの予約が必要)をご用意しております。

「バンブ」、「ティエラ」のパスタは、その日の食材や天気などに合わせて不定期に入れ替わるパスタやリゾット3種類からお選びいただけます。基本的には、オイルベース、トマトソースと、クリームソースなどから選べるようにし、誰でも好みのメニューを探せるように気を配っています。

--デザートもシェフの手作りなのだそうですね。

はい。「アイスクリーム」(300円~)や「クレームブリュレ」(400円)、「パンナコッタ」(450円)などデザートメニューも全て自家製です。夏に向けた季節のデザートには、セロリのパンナコッタを予定しており、準備ができ次第、メニューに追加します。セロリが苦手な方でも爽やかにおいしく召し上がっていただける一品ですよ。季節が進めばアメリカンチェリーを使ったデザートも考えたいです。

latierra_3(後半)--ノンアルコールのドリンクにも力を入れられているそうですね。

はい。ワインやビールなども豊富にそろえていますが、ノンアルでお過ごしになる方にもドリンクも楽しんでいただこうと、中国茶を始めました。ホットとアイスの両方を用意しているのですが、茶葉から抽出するので風味が抜群。中国茶ならではの深い味わいも楽しんでいただけます。料理にはソフトドリンクもいいですが、やはりお茶が合いますもの。2種類~3種類をご用意しています。ぜひお試しください。

季節感や旬を大切にしておいしい料理をお届けするのはもちろん、野菜の魅力や生産者の思いもお伝えし、リラックスしてお過ごしいただければと思っています。

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