山口・阿知須の国道190号線沿いのフレンチレストラン「Le Marcassin（ル・マルカッサン）」。同店のこだわりや旬の料理について、オーナーシェフの五十嵐攻さんに話を聞きました。
－－まずはお店で提供されているメニューについて教えてください。
地元の契約農家や直売所などからその日に仕入れる旬の素材を見て、気まぐれと思いつきでメニューを決めていくので、固定のメニューはありません。毎日内容が変わっていきます。
メニューはコース料理のみで、メインを肉か魚でお選びいただけます。ランチタイムは、1,700円と2,700円のコース、ディナータイムは予約制で、4,000円からご用意しています。
－－固定のメニューがないのは意外ですが、いつ来ても新鮮な気持ちで楽しめそうです。これからの時期は、どのような料理が提供されそうですか。
食欲が少し落ちてくる時期なので、肉料理として「豚のロースト ピカディージョソース」のようなサッパリ・あっさりした味わいの料理を提供します。細かく刻んだ野菜を使うソースは酸味があり、暑い夏にぴったりです。豚肉にはビタミンBが豊富なので、夏バテ予防や疲労回復にもいいですよ。
そのほか、魚料理でもスパイシーで食欲が湧いてくるような料理をご用意します。ビタミンカラーの食用花で飾りつけ、第一印象から元気が出る一皿に仕上げます。
－－仕入れる材料にもこだわりがあるのですね。
もちろんです。「地産地消」をテーマに、無農薬で作られた体に優しい地元食材にこだわり、阿知須の道の駅「きららあじす」の直売所や、宇部・東岐波の契約農家で新鮮な野菜を仕入れ、地元で水揚げされた魚や地元のブランド肉を使って「体も心もよろこぶフレンチ」をご提供します。
これからは、トマト、ズッキーニ、ナス、オクラ、モロヘイヤなど鮮やかな夏野菜が旬を迎えます。その季節にしか手に入らない食材のおいしさを味わっていただきたいです。
パンやデザート、ドリンクも添加物を使わない自家製です。季節に沿った旬のコースメニューをご賞味ください。
－－昨年10月にオープンされましたが、これまでのご様子はいかがですか。
通常のランチとしての利用だけでなく、退職祝いや結婚記念など特別なシーンでの利用も多くあり、女性客を中心にゆったりとリラックスした時間を過ごしていかれます。
バースデープレートのご用意など、サプライズやお祝いのお手伝いもさせていただくほか、コースのお値段のご要望にもできる限り対応致しますので、ぜひお気軽にご相談ください。