古民家カフェ 倉~sou~

フレンチシェフが腕を振るう、楠こもれびの郷の古民家レストラン「古民家 倉~sou~」。四季を感じるランチコースなどについて、店長の下井恭子さんに聞きました。

--お店の目の前には田園風景が広がり、ゆっくりと時間が流れていますね。

四季折々の景色が楽しめるロケーションも魅力の一つで、築120年の古民家も味わいがあります。味覚でも四季を感じていただけるよう、旬の地元食材を使ったお料理をご提供しています。シェフは素材の味を生かすやさしい味わいにこだわっており、遠方からお越しになるファンも多いんですよ。

--食材はどこから仕入れられるのですか。

楠こもれびの郷の農産物直売所「四季菜市」から新鮮な野菜や果物を仕入れ、お肉は宇部牛や長州どり、魚は宇部・吉部の魚屋さんで買い付けます。その日仕入れた材料によって内容は変わるので、いつ来ても違った味を楽しんでいただけますよ。

この時期は、里芋や赤カブ、レンコン、安納芋といった根菜をはじめ、白菜や原木シイタケなど、地元で採れた野菜をふんだんに使っています。

--ランチタイムのメニューを教えてください。

前菜、スープ、地元野菜たっぷりのサラダ、パン、本日の魚料理、本日の肉料理、デザート、コーヒーか紅茶、と全7品のフレンチフルコースです。2,000円コースの肉料理は宮崎県産のおいも豚などを使っています。3,000円コースでは貴重な宇部牛を使うほか、前菜やデザートもグレードアップし、より贅沢な内容になっています。

ハーブを使い分けて素材の旨みを引き出し、気持ちが華やぐような見た目の美しさにもこだわっています。14時からはカフェ利用もでき、季節の果物を使ったデザートプレートもございます。気軽に立ち寄って、日常を忘れられる時間を満喫していただきたいです。

--今年のクリスマスも特別なディナーを用意されるそうですね。

はい。12月23日~25日に提供する「クリスマスディナー」(7,000円)は、既にご予約の受け付けが始まっています。コースの料理についてはシェフが考えているところですが、肉料理には貴重な宇部牛を使う予定です。そのほか、3日間限定の贅沢な内容でご用意しますので、日中とは異なるムーディーな雰囲気と共にクリスマスの夜をお楽しみください。