TRATTORIA SUNMARUNO(トラットリア サンマルノ)

南イタリア・ナポリをイメージした宇部・常盤町のレストラン「TRATTORIA SUNMARUNO(トラットリア サンマルノ)」。この春イチオシのパスタなど、店主の丸野光洋さんに話を聞きました。

--「サンマルノ」さんといえば、モチモチ食感の生パスタが大人気ですね。春にオススメのメニューはありますか。

はい。2月から3月にかけて毎年恒例の季節限定パスタ「うっぽく竹の子と桜エビ煎り酒の和風味」をご提供します。

宇部特産のタケノコと、日本に古来から伝わる調味料「煎り酒」を使います。「煎り酒」とは、日本酒に梅干しを入れて煮詰めたもので、醤油が貴重だった時代に重宝されたそうです。竹の子の食感と桜エビの塩気をゆるやかにつなげて、香りを引き立ててくれます。

--「煎り酒」初めて知りました。イタリアンと和風のコラボレーションですね。

常連さんからも「今年も春が来たね」と好評をいただいております。宇部市が市内の飲食店とコラボした地産地消の取り組み「うべ食フェスタ」にも、このメニューで参加します。いつもメニューには季節感を取り入れるように工夫しています。

--季節感を取り入れた「地産地消」、素敵ですね。そのほかに、春の食材を取り入れたメニューはありますか。

その時々の旬に合わせて作るパスタ「季節野菜の和風味」に、この時期は菜の花を使用しています。菜の花は「野菜のグリル」や「フリット」にも使用しており、「その時期にあるもの」で美味しいものを提供できるように心掛けています。

--旬の味覚と合わせて楽しめるワインもたくさんありますね。

はい。約30種類ご用意しております。イタリア産ワインを中心に、フランス産やドイツ産など、自分で「良い」と思ったものを厳選しています。1本3,500円~4,000円前後が目安で、8,000円以上のものもご用意しています。そのほかのアルコールも充実しています。

--料理にもワインにも、丸野さんのこだわりがうかがえますね。

当店は「カジュアルなイタリアン食堂」をコンセプトに、お客さまに満足いただける味わいと居心地を考えてきました。駐車場も道路を挟んで9台設けていますので、安心してご利用ください。春先のランチタイムやディナーに、気軽に来ていただければうれしいです。みなさまのご来店をお待ちしています。