移転オープンから3周年を迎えた人気の大衆食堂「ばんちゃ屋」。ボリュームのある定食はビジネスマンのみならず女性客からも評判。同店3代目の大迫信作さんからお話を伺いました。
－－移転オープン3周年おめでとうございます。
有難うございます。当店はお茶専門店の「番茶屋」も併設していますが、食事処は24年前に宇部ときわ公園近くオープンしました。「早く安くうまくボリュームがある」をモットーにしています。130種類ものメニューの多さ、当店オリジナルの自家製ドレッシングや継ぎ足して使い続けているタレが当店の売りです。
－－期間限定メニューが大ヒットしているそうですね。
はい。当店は品数が多いので、オーダーいただくメニューがある程度分散するのですが、9月から始めた期間限定の「鶏の塩焼き定食」（650円）は本当にご好評をいただいております。
鶏やキャベツ、もやしなどを塩で炒めたものを、お好みで柚子胡椒を付けてポンズでお召し上がりいただくのですが、多い日には1日に40食出るほどの人気です。柔らかい鶏肉を絶妙な加
減で炒める自信作です。10月末までの予定ですが、延長するか今考えているところです。
－－ばんちゃ屋さんといえば、「からあげ定食」も定番ですよね。
そうですね。「からあげ定食」と「チキンカツ定食」が常に人気ナンバーワンを争っている感じです。「瓦そば」や「茶粥」などの郷土料理や、鶏肉を特製のタレで焼いた「山賊焼き」も根強い人気があります。
－－この3年間で女性の利用客も増えたと聞きました。
移転前は学生や男性が多かったのですが、今では女性グループにも多くご来店いただいています。宇部からだけではなく福岡や岩国から来られる方もおられるので、私がいつも持っている「情熱」をさらに熱いものにしていかなければと思っています。当店が頑張って、宇部の街がにぎやかになれば嬉しいですね。