「より良く」を追求した料理とサービスの提供を目指すイタリアン食堂「サンマルノ」。オーナーシェフの丸野光洋さんに話を聞きました。
はい。この秋は黄色が色鮮やかな「くりまさるのリゾット」をはじめました。山口・阿知須産のカボチャ「くりまさる」をふんだんに使ったこの秋の新メニューです。ランチでもディナーでも、お召し上がりいただけます。
カボチャと塩とタマネギ、チーズで仕上げたシンプルなリゾットですが、パルミジャーノチーズとクリームチーズの2種類のチーズを入れ、タマネギの甘みも加わりクリーミーに仕上がりました。
そして、カボチャそのものの甘さと食感を味わっていただくために、ひと口大にしたものをゴロゴロと入れました。カボチャの甘い味わいが口いっぱいに広がりますよ。時期によって価格が少し変動しますが、1人前1,000円~1,500円でご提供します。
--オープンから2年以上が経過し、アラカルトメニューが充実してきたそうですね。
はい。これまでパスタの店として知っていただいてきましたが、パスタだけではなく魚・肉料理にもより一層の力をいれているところです。
牛ランプ肉を使う「サルティンボッカ」は、この夏にバージョンアップさせました。松の実と生ハム、バジルでソテーしてよりやわらかくジューシーにしています。
そのほか、「タイのソテー」や、ラムチョップで作る「ラム肉のソテー カシスソース」(以上1,200円)などもおすすめです。時期によって変わることがあるので、グランドメニューではなく日替わりメニューとして黒板に書き出していますので、ぜひチェックしてみてください。
--丸野さんのモットーを教えてください。
「より良く」です。僕自身、常に現状に満足しないという心持ちであることと、お客さまにも「また来たい」と思っていただくために、今よりももっと良いサービスと料理の提供を考えています。最近では、肉の部位やランク、パスタに使うソースなどを見直してバージョンアップさせているところです。
--これからの秋から冬にかけても楽しみですね。
はい。定番のメニューはもちろん、随時その日に入った新鮮な良い食材も使いながら料理を提供していければと思っています。予算に合わせたコースなど、できる範囲でご要望にもお応えしますので、「気軽に来れるイタリアン食堂」として一層親しんでいただければと思います。