兵庫の郷土料理・明石焼きがメーンの宇部・厚南の茶屋「ほっこり処いわくら」。夏には新店舗をオープンするオーナーの金重健次さんに話を聞きました。
－－この辺りでは珍しい「明石焼き」ですが、ランチについて詳しく教えてください。
はい。ランチの内容は、定期的に変わる「メーン料理」と「明石焼き」、旬の野菜を使った「おばんざい」、下関・菊川の冷やしそうめんか県産タコのタコ飯、甘味とドリンクが付く「ほっこりランチコース」（2,000円、メーン料理なしの場合は1,600円）です。今回のメーン料理は、焼き上げたチキンにトマトと大葉で爽やかに仕上げました。
当店看板メニューの「明石焼き」は、紅ショウガと三つ葉を薬味に和風だしにつけてお召し上がりいただきます。外はふわふわ、中はとろとろアツアツでお出ししていますので、温かいうちにお召し上がりください。
－－こだわりを聞かせてください。
当店のこだわりは「安心安全」です。県産を中心にした食材を積極的に使い「心と体に優しいもの」を心掛けています。特に「旬の野菜」を取り入れるようにしています。これからはトマトや萩のたまげナスなど夏野菜が出てきますから、これらをふんだんに使ったメニューにしていく予定です。味付けも、ホッとできるような優しい和の味にしています。
最近は、にぎやかなお店が多いように思いますが、当店は「まったりゆっくり」がコンセプトです。和の雰囲気ということもあり、店内でのんびりと過ごされているお客様が多く、1人でも心を落ち着けてぼーっとできる「癒しの空間」をご提供しています。
－－新店舗はいつ頃オープンするのですか。
8月上旬に、当店横にパスタとカラオケパーティーが気軽に楽しめる「いわくらセレナ」をオープンします。和の雰囲気の「ほっこり処いわくら」と変わって、新店舗では洋とエスニックの雰囲気を取り入れながら「創作アレンジパスタ」を提供します。例えば、カルボナーラでも白みそとしょうゆを少し加えるなど、オリジナルなメニューを作っていきたいと思っています。前菜やソースなど、現在オープンに向けて試作しているところです。
－－今後がますます楽しみですね。
そうですね。「気分で選べるいわくら」を目指していこうと考えていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。