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季節体験農場 花の海

四季を五感で楽しめる、山陽小野田・埴生の季節体験農場「花の海」。ほくほくおいしいカボチャやサツマイモが食べ頃です。採れたての秋の味覚を使ったランチセットやスイーツなど、初秋の見どころを同園総合交流部の金子陽平さんに聞きました。

――9月に入って秋の新メニューが始まりましたね。まずは今月のランチセットについて聞かせてください。

花の海で収穫したロロンカボチャを使い、今月はもちもち食感のニョッキを作りました。上品な甘さのニョッキ、ブナシメジや地元産シイタケなどのキノコ類、船方農場のベーコンを、まろやかなクリームソースでご提供します。さまざまな味や食感が味わえる一皿なので、旬の食材のコラボレーションを楽しんでください。

9月はランチセット「カボチャのニョッキ」(1,380円)として、平日のみ一日10食限定でご提供します。季節の野菜サラダ、カボチャスープ、カボチャの丸パンも付くのでボリューム満点ですよ。

――今だけのニョッキをぜひ味わってみたいです。秋のスイーツも充実していますね。

そうですね。ショーケースにもカボチャを使ったスイーツが並びました。新作の「カボチャのパウンドケーキ」(300円)はカボチャと小豆を練り込んだ、ずっしりと濃厚なケーキです。アーモンドとユズジャムの風味も相まって、爽やかなスイーツに仕上がりました。

ほかにも今しか食べられないメニューが登場しています。この夏テーブル席が増えて、外の景色が眺められるカウンター席もできたので、カフェタイムにもゆっくりとご利用ください。

◆秋のスイーツ・ドリンクメニュー
・カボチャプリン(250円) ―― カボチャの甘さにカラメルがマッチ
・スイートパンプキン(250円) ―― 毎年好評の秋スイーツ
・かぼちゃ or 紫いもソフト(400円) ―― 船方農場直送の生乳使用
・下関産の梨スムージー(600円) ―― 新鮮スムージーはテークアウトOK

――パン工房からは焼きたてパンの良い香りがしてきました。お土産に買って帰ろうかな。

ぜひどうぞ。こちらも9月から新商品の販売が始まりました。バターが香る「花海 旬野菜のパンキッシュ」(200円)は具材が秋バージョンに。カボチャを練り込む「かぼちゃクリームチーズパン」(150円)は、クリームチーズ入りの白あんと自家製カボチャカスタードを包み、型に入れてかわいらしく焼き上げます。

サツマイモを使った商品もございます。おいも型の「おいもぱん」(150円)は黒ゴマが入った生地で、自家製サツマイモフィリングを包んだ商品です。「さつまスティック」(180円)はふわふわの生地に紫イモのシートを織り込み、味も見た目も自慢の商品に仕上がりました。

季節の商品はほかにも登場予定です。販売はカボチャやサツマイモの時期が終わるまでですので、食べ逃がさないようにご来店ください。

――秋といえばコスモス畑も見どころですね。今年の様子はいかがですか。

いち早く見頃を迎えるキバナコスモス30万本は10月中旬まで、ピンクのコスモス70万本は10月下旬~11月中旬まで咲き誇る予定です。さらに今年は、敷地内にガーデンマム7千株を植えていて、例年以上ににぎやかでカラフルな景色はインスタ映え間違いなしです。何より気持ちがいいので、ぜひ花の海で秋の風景や味をお楽しみいただければ幸いです。


季節体験農場 花の海

夏を満喫するなら、山陽小野田・埴生の季節体験農場「花の海」。家族でゆっくり過ごすもよし、友達とランチをするのもよし。夏限定のランチセットやスイーツなど、同園総合交流部の金子陽平さんに聞きました。

――暑い夏がやってきました。「花の海」ではどんなものが旬を迎えていますか。

夏野菜で真っ先に思い浮かぶスイートコーン、食欲をそそる香りのバジル、そして一粒一粒が大きくて甘いブルーベリーが食べ頃を迎えています。スイートコーンやブルーベリーは収穫体験ができますし、もちろんランチやスイーツ、パンにも採れたての食材を使っています。

――農園だからこそのグルメ、いつ来ても新鮮で魅力的ですね。まずはランチについて詳しく聞かせてください。

はい。8月中旬まで提供するのは「バジルクリームパスタ」。畑で採れたフレッシュバジルをペーストにし、濃厚ながらも爽やかなクリームパスタです。ズッキーニなどの夏野菜もふんだんに使い、彩り豊かに仕上げます。

サイドメニューはスイートコーン尽くし。ボリューミーなサラダ、コーンスープ、コーンパンが付きます。糖度の高いスイートコーンを、さまざまな形に調理しています。

――盛りだくさんなランチセットですね。スイーツも気になります。

スイーツには、ブルーベリーを使ったメニューがたくさん登場しています。定番人気は、特製ソースをかけた「花夏ソフト」や「ブルーベリータルト」(以上400円)、やさしい甘さの「ブルーベリースムージー」(600円)です。そして今年初めて登場したのが「Wベリージェラート」(530円)。花の海で採れたイチゴとブルーベリー、2種類のジェラートをセットにして提供します。ぜひ食べ比べてみてくださいね。

――農園を散歩した後の一休みにもピッタリです。季節のパンも続々登場していますね。

そうですね。パン生地にスイートコーンを練りこみ、中にもコーンを詰めた「おおものづくし」(140円)、「夏野菜とピリ辛ミートのフランスパン」(220円)、子どもにも人気の「まよコーン」(180円)など、パン職人が腕によりをかけて焼き上げています。

ブルーベリーを使ったパンもお土産にどうぞ。ブルーベリー入りの生地にジャムを巻き込んだ「ブルーベリーブレッド」(1本560円、ハーフ280円)、生クリームを挟むスイーツパン「ブルーベリーほいっぷ」(230円)など、食べ逃しのないように。

――そして、忘れてはいけないのがヒマワリ畑です。今年の生育状況はいかがですか。

今年も70万本のヒマワリを栽培しています。例年通りなら7月20日ごろに咲き始め、7月下旬~8月初旬にかけてピークを迎える予定です。合わせて、今年はヒマワリ畑の手前にサンパチェンス1万本も栽培しているので、より鮮やかな花畑をご覧いただけると思います。

7月にはイートインスペースの机や椅子を一新しました。ご家族やお友達とご来店いただき、五感で夏を満喫していただければうれしいです。


季節体験農場 花の海

山陽小野田・埴生の季節体験農場「花の海」。施設内レストラン「いたりあん食堂」で提供するイチゴのスイーツメニューなどについて、同園総合交流部の岡本莉奈さんに話を聞きました。

--イチゴ狩りシーズン真っ最中ですね。イチゴのオススメスイーツがあると聞きました。

はい。農場で収穫した今が旬のイチゴを贅沢に使ったスイーツを多数ご用意しています。今シーズンのイチゴも例年通りおいしく実りました。イチゴ狩りと併せてスイーツを楽しまれる方が多いです。

--あらためて、内容を教えてください。

一番人気は、摘みたてのイチゴ150gを絞った「フレッシュジュース」(600円)です。一般的なイチゴパックの2分の1の量をふんだんに使います。甘酸っぱい素材の味が生きて、さわやかだと好評をいただいています。多いときには1日300杯売れます。

人気No.2は「プレミアムいちごソフト」(480円)です。船方農場直送の生乳を使うソフトクリームに、たっぷりのイチゴとソース、ラスクをトッピングした贅沢な一品で、冬でも人気が高いです。

--寒い時期にも食べたくなるおいしさなのですね。ほかにもたくさんの種類があると聞きました。

「いちごのタルト」(400円)や「いちごのシュークリーム」(210円)も、よく売り切れる定番メニューです。もちもちのパンにたっぷりのイチゴとカスタードを挟んだ「いちごちゃんのほっぺ」(250円)も幅広い世代に人気です。

ジャムを入れて味わう「いちごの紅茶」(400円)もあります。イチゴ狩りのあと、ほっと一息つきたいときに温かくてオススメです。

--イチゴづくしのラインアップですね。レストランではランチメニューも充実していますよね。

はい。パスタやピザなど、採れたての農作物を使った料理を提供しています。ランチセットはメイン料理からサイドメニューまで日替わりで、旬の野菜を楽しめる限定メニューもご用意しています。

「トマトソースのペンネグラタン」は3月末まで、1日10食限定でご提供します。トマトソースとホワイトソース(船方農場の牛乳使用)を使い、チーズを乗せてアツアツでお出しします。ブロッコリーやハクサイ、イタリアン野菜のロマネスコなど、旬の野菜もたっぷり味わえますよ。

単品メニューには3月から、花の海オリジナルピザ「ビスマルク」が登場します。自家製のホワイトソースをベースに、船方農場のハムやベーコン、チーズを乗せました。とろっとした温玉がマッチしていて、まだ肌寒い春先にピッタリです。ぜひ焼き立てをお召し上がりください。

--さまざまなグルメがあって目移りするほどです。ぜひイチゴ狩りの前後にご利用いただきたいですね。

そうですね。生産から食事の提供まで「作り手の顔が見える」のが当園の強みです。飲食スペースも売店も開放感がありますから、ゆっくりと1日を過ごしてリフレッシュしていただければ何よりです。ぜひ五感で季節を感じて、お楽しみください。