ワンランク上の食材にこだわる「和ごころ 大重」。同店が提供するハモ料理や夏メニューについて、店主の大重幸さんに話を聞きました。
--今年もハモの季節がやってきましたね。
はい。今年も脂の乗った良いハモが入ってきています。宇部産のハモを、様々なバリエーションの料理にしてお楽しみいただきます。宇部は全国でも屈指のハモ漁獲量を誇っていますから、当店でも新鮮なハモをご用意いたします。
--どんな料理で提供されますか。
「湯引き」「焼き」「刺し身」「天ぷら」「玉子締め」「しゃぶしゃぶ」「寿司」「吸い物」などでご提供します。コースは8品で、価格は5,000円(前日までに要予約)。淡白でありながらも繊細な旨みがあるハモの魅力をたっぷりと味わっていただけます。男性でもお腹いっぱいになるほどの量がありますよ。
単品でも、状況に応じてですが予約なしでご提供できますので、お声掛けいただければと思います。
--大重さんのハモ料理はとてもフワフワしていますよね。
ありがとうございます。ハモ料理は好みがありますが「骨が当たるから」と敬遠する人も多いですよね。私は「3.3センチに28回以上」と言われている骨切りを、それより多い30回以上包丁を入れて調理をしてフワフワとした食感に仕上げています。下ごしらえが重要な食材ですから、しっかりとぬめりも取りますので生臭さもありません。
--ハモのほかにも、季節の料理も楽しみです。
はい。当店は天然物の魚にこだわっていますが、夏はサザエやアワビなどの貝類や、イサキ、キスゴ、コチなど「焼く」「炙る」料理がぴったりの食材が出てきます。魚は日によって仕入れが違いますから、おすすめをお尋ねいただければと思います。
私のモットーは「素材の良さを引き出す料理」です。メニューにない料理でも、出来る限りご要望にお応えしますので、ぜひ「わがまま」をお聞かせください。座敷やテーブル席、完全個室も備えていますので、ゆっくりとお過ごしいただけるとうれしいです。旬の幸を楽しんでください。