宇部・常盤町のレストラン「トラットリア サンマルノ」。5周年を迎えたオーナーシェフの丸野光洋さんに話を聞きました。
--まずは5周年おめでとうございます。
ありがとうございます。2013年6月9日のオープン以来、常に「より良くしていくこと」をモットーにしてきました。料理の素材からこだわり、雰囲気を演出する食器から空間まで、少しずつ変化を加えてきました。紆余曲折ありながらも、支えてくださっているお客さまには感謝の気持ちでいっぱいです。
--看板メニューの生パスタもさることながら、一品料理にも力を入れているそうですね。
当初は「生パスタの店」として打ち出し、お客さまにもそのイメージを持っていただいてきましたが、2年ほど前からは一品料理にも力をいれています。素材は地元産が中心です。魚・肉料理は、日替わりや旬に合わせて提供しており、ワインとの相性もバッチリです。
今は「低温調理」で作る料理に凝っていて、57度で3時間かけて火を通す「サーロインのローストビーフ 赤ワインソース」(1,200円)や「鴨肉のグリル 白ワインソース」などをご用意しています。
--5周年を記念したメニューがあるそうですね。
低温調理で作るローストビーフを使った「ローストビーフピザ」です。ビール酵母を使って自家製で作るピザ生地で、カリッとモチっとする食感と一緒にジューシーなローストビーフの肉感も味わっていただけます。
また6月9日から1週間は、自家製で作る「ジンジャーエール」をご来店の皆さまにサービスさせていただきます。どちらもぜひお楽しみに。
--今後について意気込みをお願いします。
はい。6月からは、グランドメニューをリニューアルする予定です。より様々な利用シーンでご利用いただけるよう、特にドリンクメニューは拡充させたいと思っています。もっと手の込んだ料理もご提供できるようにしたり、イベントに出店したり、もっと当店を知っていただきたいと思います。気持ちを新たに、6年目も頑張っていきたいです。
宇部・常盤町のイタリアン「トラットリア サンマルノ」。新しく始めるランチメニューについて、こだわりをオーナーシェフの丸野光洋さんに聞きました。
--5月中旬から「ピッツアランチ」が始まりましたね。
はい。これまでランチメニューとして、選べるパスタがメインのコースを提供してきましたが、お客さまの要望に応えて、メニューにピッツアを加えました。
ランチタイムには、オイル系・クリーム系・トマト系・ボロネーゼまたは和風から3種類のパスタと、日替わりで作るピザの5種類からお好みのものを選んでいただけるようになり、幅が広がりました。
--ピッツアの生地は自家製なのですね。
はい。「せっかくやるなら」と自家製にしました。昨秋から材料の分量など試行錯誤を繰り返し、準備をしてきました。イタリア産のビール酵母を使って店内で手作りしているのですが、焼き上がりは香りがよくパリっとした食感で思わず食が進むはずです。サイズも、20センチと食べやすい大きさにしました。
--おいしそうですね。どんな種類のピッツアを提供されるのですか。
日によって、トマトソースやクリームソース、チーズとベースの味わいを変えながら、旬の野菜とベーコンやハムなどを乗せてご提供します。これからの季節は、ナスやトマト、バジル、レンコンなどを多彩に取り入れていく予定です。
また、ハチミツやフルーツ、マスカルポーネを使ったデザート系のピッツアもいいかな、と考えているところです。
--シェアして食べたくなりますね。
もちろんです。例えば、2人での場合にはパスタとピッツアのコースをそれぞれご注文いただき、それぞれシェアしていただきたいと思っています。
ランチコースは、サラダ・パスタまたはピッツア・ドリンク・ドルチェの「Aコース」(1,500円)、前菜の盛り合わせ・パスタまたはピッツア・ドリンク・ドルチェの「Bコース」(2,000円)をご用意しています。
--6月には4周年を迎えられますね。おめでとうございます。
ありがとうございます。おかげさまで4周年を迎えます。「おいしい」と笑顔になっていただけるような料理を提供していきたいと、常に思っています。お客さまの要望も取り入れながら、これからも「よりよく」をモットーにしていきたいです。