「より良く」を追求した料理とサービスを提供する宇部のイタリアン食堂「サンマルノ」。オーナーシェフの丸野光洋さんに話を聞きました。
--今秋からピッツァの生地まで完全自家製になったそうですね。
ブラッシュアップをし、より良い料理の提供することを突き詰める中で、ピッツァの生地を製造するマシンを導入しました。生地はイーストの量などを細やかに調整し、3~4時間の発酵の後、半日寝かせて作ります。ふわっとした弾力が感じられる生地は、丁寧に作る自家製ならではの仕上がりです。
--モチモチとして食べ応えがありますね。秋の新作ピッツァについて教えてください。
「ナスとボロネーゼ」は、ボロネーゼソースの上にモッツァレラチーズ、オリーブオイルでソテーしたナスを乗せて焼き上げます。当店で働く本場イタリア人・ノルベルト氏のおばあさんのレシピで作るボロネーゼソースは、香味野菜や佐賀県産のA5ランク和牛を使い、丁寧に作る本格ソースです。旬の秋ナスとの味わいをご賞味ください。
秋に食べたいキノコをたっぷり乗せた「きのことアンチョビ」、半熟卵が食欲をそそるクリーム系の「ビスマルク」、フレッシュな味わいの「タラコクリームのピッツァ」などもご用意していますよ。ピッツァは全て10インチ(25センチ)で、黒板に記載するアラカルトメニューとしてご提供します。
--さまざまな種類が登場しているのですね!そのほかにもありますか。
はい。三日月型の包み焼きピッツァ「カルツォーネ・アラ・ペスカトーレ」は、生地を切り分ける瞬間からお楽しみいただる一品です。中からエビ、タコ、イカがたっぷりと入った漁師系トマトソースが溢れてきます。ニンニク、唐辛子を加えたソースは、パンにつけて食べるような感覚で召し上がっていただけます。
--ランチコースにプラスで注文し、数人でシェアして食べるのもいいですね。
そうですね。ランチコースは、メインのパスタを4種類から選べて自家製ドルチェまで楽しめる内容です。こちらのパスタにもキノコや根菜類など、秋らしい食材を使ったメニューも登場します。この時期ならではの味をご賞味ください。