完全無添加の化粧品を展開している宇部・東岐波の「石けん工房 春風」。こだわりや、魅力について社長の赤瀬直子さんに聞きました。
－－展開されている商品は、赤ちゃんでも使える化粧品だそうですね。
はい。当社のローションやクリームの「はるほのか」シリーズは、「完全に無添加」の基礎化粧品です。一般的には「無添加」といっても、実は原材料精製する段階では、パラベンやBGを始めとした石油系合成界面活性剤が溶剤として使われていることが多く見受けられます。ですが当社の化粧品は、原材料に手を加えるところから石油系合成界面活性剤をまったく使わずに作っていますので、赤ちゃんから使うことができる安全なスキンケア商品です。
－－赤ちゃんとお母さんが一緒に使うことができるのですね。
はい。生後1カ月未満の赤ちゃんを持つママの育児不安に「赤ちゃんの肌トラブル」があります。赤ちゃんの肌は、モチモチしていて何もしなくても潤っていると思いがちですが、そうではありません。赤ちゃんの角質は大人の半分の厚さしかありませんので、刺激や気温・湿度の変化を受けやすく、トラブルを起こしがちなのです。
－－赤ちゃんにもスキンケアが必要なのですね。
はい。赤ちゃんの肌は、私たちが思っている以上に繊細です。国立育成医療研究センターからのデータでは、「新生児期から保湿するとアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下する」というものもあります。生まれた直後からのスキンケアによって、大人になったときの肌状況は大きく変わります。
未熟な赤ちゃんの肌をいかに負担なく、本来持っている自然治癒力を邪魔せずにケアしていくかを考えたとき、「はるほのか」の化粧品は赤ちゃんの肌を守り・育てることができるオンリーワンの商品だと自信をもっておすすめします。
－－赤瀬さんのこだわりとモットーを教えてください。
まず、原材料を精製する段階から「石油系合成界面活性剤は使用しない」ことです。次に、「自然治癒力を邪魔しない体に合った化粧品」を作ります。そして、最低限のケアでお
肌のバランスを整えます。
さらに、「高品質だけどお手頃価格！」を実現します。最後に、「大地の恵みを生かして自然由来100％」で商品を作ります。創業6年で10万個の販売個数を突破しました。
－－信頼されている証ですね。まずは試してみることはできるのですか。
はい。サンプルでお試しを頂くことができます。赤ちゃんやお母さんのほかにも、「何を使っても肌に合わない方」や、「慢性的に乾燥肌」「あぶら性」「敏感肌で化粧品選びに苦労している」「シミ・シワ・タルミが気になる」など、そんな方には、きっと満足していただけるはずです。