【インタビュー】
宇部駅ほど近くの「専門学校YICリハビリテーション大学校」の教員に、学校の様子や仕事にかける熱意を聞きました。
■専門学校YICリハビリテーション大学で作業療法学科を担当する石丸拓也先生
--石丸先生が教えている科目を教えてください
解剖学(運動器)と生活機能治療学、運動器障害作業療法学演習です。私は本校の教員として勤務して4年になります。それまでは、宇部市内の病院に15年間勤務して、様々な患者様の治療に携わってきました。作業療法士歴は19年になります。
作業療法士の仕事は、リハビリ職の中で唯一「こころ」と「からだ」の両面にアプローチする仕事です。患者様やご家族の方に「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことも多くやりがいを感じます。
--石丸先生が授業で意識されていることや、学生さんに伝えられていることはありますか?
授業では、学生を巻き込む授業を意識しています。筋肉や骨の構造についての授業もあるのですが、自分の体を使って説明して質問を投げかけたりしています。また、これまでの私の経験談を踏まえながら話すことで、教科書にはない現場でのリアルな話も盛り込むようにしています。
そして、「いかに相手のことを考えられるか」ということを日々伝えています。相手に興味を持って向き合い、その人の喜びや苦しみ、悩みなどを知らなければ関係性は構築できませんし、ひいては良い治療にもつながらないと思うからです。
どうしたら相手の力になれるかを考え、自分の専門分野の知識を活かしていくことができるのかを考えることが重要です。
--先生から見た学生さんの印象はいかがですか?
学生たちは皆、「作業療法士になる」という同じ目標を持っていますから、学生間の連帯感をとても感じますね。私自身は「教員だ」という感覚はなく、学生とはこの職業の「先輩と後輩」という感覚で、授業をしたり接したりしています。熱意を持って学生を応援しています。
本校では、私のように長年その職業に携わってきた者が教員として教えていますから、資格のことはもちろん「この職業に携わっていくために必要なことや心構え」なども伝えることができます。学生と距離感が近く、いつもコミュニケーションが図れる雰囲気や関係性でいられることをとてもうれしく思っています。
リハビリ職を目指す高校生や社会人の方は、ぜひ一度、学校の雰囲気を体験していただければと思います。まずはオープンキャンパスにお越しください。お会いできることを楽しみにしています。
■春のオープンキャンパス、実施します!
「専門学校YICリハビリテーション大学校」では、3月24日(水)・3月27日(土)に「理学療法・作業療法体験講座」と題して、体験型のオープンキャンパスを開催します。
24日は、理学療法や作業療法の体験のほかに、石丸拓也先生が脚本・演出を担当する「演劇」の上演もあります。理学療法士・作業療法士がどのような仕事なのかを教員が演じ、分かりやすく伝えます。
<開催日時>
2021年3月24日(水)10時~12時30分
3月27日(土)10時~11時30分
<詳細・参加申し込み>
https://www.yic.ac.jp/rh/opencampus/2021/03/
■2021年春の入学に間に合う、ラストチャンス!!
大学などからの進路変更やキャリアチェンジの社会人の方に向けて、追加入試が決定しました!
受付期間は3月17日(水)~25日(木)正午までの1週間。
夢をかなえるラストチャンス。勇気を出して、一歩を踏み出してみませんか♪
<問い合わせ>
専門学校YICリハビリテーション大学校
宇部市西宇部南4丁目11番1号
TEL: 0120-160-535