2018年6月に5周年を迎えた、カジュアルイタリアン「トラットリア サンマルノ」。オーナーシェフの丸野洋光さんに今夏の限定メニューを聞きました。
--まずは、5周年おめでとうございます。
ありがとうございます。無事に5周年を迎えることができました。当店はカジュアルにご利用いただける「イタリアン食堂」をコンセプトに、生パスタをメインにしてきました。お客さまに満足いただくことをモットーに、味わいはもちろん居心地など常に「より良く」を考えながら営業してきた5年間でした。
おかげさまで、ディナータイムには飲み会利用される方も多く、旬の食材で作る一品料理もじわじわと人気が出てきています。
--この夏の新メニューを教えてください。
はい。8月からのメニュー「ローストビーフのパスタ」です。57度で3時間じっくりと火を入れていく低温調理法で仕上げました。牛肉は、玉ねぎやニンニクを合わせた赤ワインでマリネし、丁寧に作りました。
パスタは生パスタを使ってペペロンチーノにし、上には卵黄をトッピングしました。肉感と卵のまろやかさ、水菜のシャキシャキ感がたまらない一皿です。
--変わった冷製パスタもあるそうですね。
「桃と生ハムの冷製パスタ」です。涼し気な見た目と味わいがポイントで、上にはミントを飾りました。意外な組み合わせですが、桃のジューシーな味わいとパルマ産の熟成生ハムの塩気が絶妙にマッチします。細麺を使うパスタはキュッと氷でしめ、ペペロンチーノで仕上げました。のど越しも良く、食べ応えも軽やかなので食欲のない暑い日にはぴったりです。価格は、桃の値段によって1,200円前後でご提供します。
--そのほかの夏メニューも教えてください。
はい。「エビとアボカドのパスタ」(1,000円)や「ハモのフリット」(1,200円)、「サザエのオーブン焼き」(1個300円)、「ハモのペペロンチーノ」(1,000円)など季節感を感じる料理をそろえました。
初夏から提供して大好評の自家製「ローストビーフピザ」や、テレビで取り上げられたワタリガニを丸々1匹つかった「渡り蟹のクリームパスタ」(以上、1,700円)も人気です。
--7年目に突入する夏も多くの方に「サンマルノ」を楽しんでいただきたいですね。
はい。当店では、ワインやアルコールも充実させていますので、この夏もぜひご来店ください。ご要望にお応えできるように、これからも頑張っていきたいです。