昨年6月に宇部・船木にオープンした洋菓子店「エールラポール」。お店のこだわりやバレンタインスイーツについて、オーナーパティシエの柳和哲さんと妻でパティシエのちえみさんに話を聞きました。
--6月のオープンから半年が過ぎました。様子はいかがですか。
和哲さん:お互いにパティシエの私たちで、高齢化や若者離れが進む船木エリアを盛り上げていきたいという思いでオープンしました。おかげさまで、地域の方に支えられながら、少しずつ知っていただいていているところです。日々、感謝の気持ちでいっぱいです。
--ホワイトデー向けの商品について教えてください。
ちえみさん:はい。当店オススメの焼き菓子を中心に、ナッツやドライフルーツを乗せたハート型のチョコレート「マディアン」などをご用意します。当店の焼き菓子は現在25種類。ご予算やご要望に応じた詰め合わせもできます。ホワイトデーに向けては、かわいらしいカゴやバケツ型の缶に入ったものなどを480円からご提供しています。
「マディアン」は、甘いスイートミルクチョコとレーズン、アプリコット、ヘーゼルナッツを乗せた組み合わせの「スイートミルク」と、香り高いダークチョコにナッツ、ドライアプリコット、ドライマンゴーを乗せた「ダーク」、人気のホワイトチョコレートにフリーズドライのイチゴとココナッツを乗せ、仕上げにいちごのパウダーをふりかけた「ホワイト」(160円)の3種類を販売します。
--バレンタインで完売した生チョコもまた販売されるそうですね。
はい。おかげさまで大変ご好評を頂きました。お客さまの声にもお応えし、2月下旬頃からホワイトチョコの「白い生チョコ」と「ダーク生チョコ」(12個入り、600円)をご用意します。
--お店では「新鮮さ」にこだわっているそうですね。
和哲さん:はい。私たちで毎朝当日分だけを手作りして提供しています。美味しくお召し上がりいただきたいので、ケーキの状態を逐一見ながら管理をしています。新鮮さと美味しさを保った状態でお届けしています。
--今後に向けて意気込みをお願いします。
店名の「ラポール」は「架け橋」という意味を持つ言葉です。当店でばったりと久しぶりの再会を果たされたりと、人と人の架け橋や繋がりが持てる場所になってきていると実感しているところなので、これからもそんな店であり続けたいと思っています。私たちが元気を発信し、地域を盛り上げていきたいですね。