中華Soba専門店 三代目YUTAKA

宇部市役所近くの元セブン‐イレブン跡に今夏オープンした中華Soba専門店「三代目YUTAKA」。同店を運営するW-Factory社長の脇田哲也さんに話を聞きました。

yutaka_1--まずは、オープンおめでとうございます。

ありがとうございます。当店は、宇部の人気つけ麺店「二代目YUTAKA」(宇部市中村)がプロデュースし、障がい者の就労継続支援事業を行っている当社(明神町1)が運営するという新しいタイプのラーメン店です。異業種の企業がコラボして出店しました。

--コラボの話は後ほどお聞きするとして、提供されるラーメンについて教えてください。

はい。「宇部にはない味わい」を目指して試行錯誤を繰り返してきました。2大看板メニューとして、「濃厚 鶏Soba」と「あっさり煮干しSoba」(以上、750円)を提供します。

「濃厚 鶏Soba」は、上質な鶏をガラではなく丸ごと煮込んでコクのあるまろやかな味わいに仕上げました。仕上げに鶏油(チーユ)をかけて風味をさらにプラスします。

魚介テイストの「あっさり 煮干しSoba」は、煮干しの頭を丁寧に取り除き、臭みのない煮干しスープと鶏のWスープにし、コクとうま味を引き出して完成させました。

yutaka_3--そのほかのメニューはどんなものがありますか。

看板メニューそれぞれに「炙(あぶ)り豚」や「鶏つくね」などをトッピングした「濃厚特製鶏Soba」「あっさり特製煮干しSoba」(以上950円)も用意します。ラーメンには季節野菜をトッピングして、色鮮やかにしています。

さらに、YUTAKAで提供している「油そば」をアレンジし、煮干しの風味が凝縮された汁なし太麺の「煮干しまぜSoba」(800円)も提供するほか、「炭火焼き鶏餃子」(300円、6個入り)やギョーザ4個とご飯が付く「Aセット」(250円)、ご飯と薬味で雑炊ができる「Bセット」(150円)もご用意しています。

--コラボについてお聞きしたいのでが、どういったきっかけでコラボすることになったのですか。

きっかけは、山口宇部経済新聞主催の「宇部ビジネス交配会」でした。私は、当社の事業の中で障がい者を雇用できる飲食部門の展開を考えていて、ビジネスパートナーを探していたのです。そんなときに、YUTAKA副社長の中安紀輝さんと「宇部ビジネス交配会」で出会い意気投合したのです。中安さんには店長に就いてもらっています。

yutaka_2--今後が楽しみですね。

そうですね。繁盛店とコラボすることで、障がい者の方にとっても生きがいを見出して取り組める職場になるのではと期待しています。

また、「二代目YUTAKA」と同じポリシーを持ってコラボするという意味合いからも、店名を「三代目YUTAKA」と付けました。みんなで意見を出し合いながら直前まで試行錯誤を繰り返して完成した1杯です。ぜひ多くの方に味わっていただきたいですね。

コメントを残す