50年続く味のおむすびを提供する宇部・西岐波の「米手」。同店の魅力とこだわりについて児玉佐知子さんに話を聞きました。
はい。同店は、炊きたてのご飯で作るおむすびをメーンに、まごころ込めた家庭料理を提供しています。おむすびは、母が創業して50年続いた「一茶」の味を引き継ぎ、炊きたて、握りたてのおむすびをご用意しています。
--こだわりを教えてください。
はい。お米は炊き方からこだわっていて、いつも同じ状態に炊きあがるように季節に応じて水分量を調整しています。そして、一粒一粒が立っているふっくらしたアツアツのお米で優しくにぎります。当店のおむすびは、どこからかぶりついても1口目で具も一緒に味わえる握り方になっているんですよ。
--種類の豊富さも人気の秘訣ですね。
そうですね。おむすびの種類は21種類。鮭・おかか・たらこなどスタンダードな具から、バター・ウニ・フグ・など、おにぎりの具としては珍しいオリジナリティー溢れるものまで豊富にご用意しています。何度お越しいただいても飽きることなく、楽しんでいただけますよ。
具の人気ランキングは、1位=鮭、2位=肉ミンチ、3位=たらこ、4位=バター、5位=葉とうがらしです。
--日替わりランチが好評だとお聞きしました。ランチのことを教えてください。
はい。日替わりのランチは、その日のおかずにお好きなおむすび2つ、小鉢に味噌汁が付きます。価格は700円。おかずは、魚を使った煮物や唐揚げなど季節によっても変わります。魚は、当店近くの床波漁港から仕入れていますので新鮮そのもの。野菜も地元産を積極的に使いながら、手作りのものを提供しています。母の代からそうですが、一品一品手間をかけることを決して惜しみません。
そのほか、定番の「若鶏の唐揚げ定食」(750円)や「刺身定食」(1350円)、「ほぐし鮭といくらの親子丼」(1050円)などもランチメニューとしてご用意しています。
--受け継がれる味をぜひご賞味いただきたいですね。
そうですね。母から受け継いだ思いは決して曲げることができないこだわりです。ほっこりとした空間とおむすびで、心も体もリフレッシュしていただきたいと思っています。テークアウトも可能ですので、お気軽にお立ち寄りください。