煮込み・燗酒 壺中(こちゅう)

リニューアルオープンした宇部・南小串の「煮込み・燗酒 壺中(こちゅう)」。店名を改め、コンセプトを強固にした店主の小林修二さんに魅力を聞きました。

--まずはリニューアルオープン、おめでとうございます。

ありがとうございます。当店は、2012年4月に県産食材をメインに和食を提供する居酒屋「まめ壺」としてオープンしました。今回、改めて周知していくために刷新することを決めました。

コンセプトは「ゆっくりと料理と日本酒が楽しめる店」。これまでオーダー率の高かった「牛モツと根菜の煮込み」(950円)を看板メニューにし、山口県内や広島県の26種類の地酒をメインにしていきます。

--日本酒は山口・広島の地酒がメインだそうですね。

はい。山口の「東洋美人 地帆紅」や「獺祭」、地元の「貴 純米大吟醸ドメーヌTAKA」、「五橋」など、なじみのある日本酒や、私が広島出身であることから広島の「竹鶴」、「天宝一 特別純米」や「富久長 純米大吟醸」なども置いています。そのほか、福岡や愛知、福井のほか、福島や岩手、山形など東北の地酒にも力を入れました。

--料理のラインアップも教えてください。

旬の地魚を中心にした刺し身を日替わりで提供するほか、「宇部岬真鯛かま酒蒸し」(980円)や「長崎産のどぐろ煮付け」などの煮込み料理、「鹿野高原豚肩ロースオーブン焼き」(880円)、「美祢産焼きシイタケ」(580円)、「長州鶏の唐揚げ」など約35種類をご用意しています。地産地消の軸は変わりません。

--店内も明るくなりましたね。

はい。これまでの落ち着いた雰囲気から白を基調に明るくしました。ターゲットは特に定めませんが、日本酒好きな方やゆっくりとした時間を過ごしたい方にお越しいただければと思っております。

--心機一転ですね。

そうですね。当店は半個室にもできますので、女子会からおもてなし・接待のシーンでもご利用いただけます。私が自信をもって提供する料理が、一人でも多くの方に気に入ってもらえればうれしいです。