2019年5月に30周年を迎えた、宇部・中村の大衆食堂「お食事処 ばんちゃ屋」。イチオシの限定メニューなど、店主の大迫信作さんに話を聞きました。
--まずは30周年おめでとうございます。
ありがとうございます。平成とともに歩んできた30年でした。
--お店は2度、移転されているんですよね。
はい。最初は宇部市亀浦で5年ほど、その後は市内・清水川で16年間営業し、現在の場所には2010年に移転しました。今では客層はガラリと変わり、学生や年配の方まで男女を問わず幅広いお客様にお越しいただいています。
周りの環境は変わっていきますが、決まった作り方で同じ味を変わらずに出すことや、明るい笑顔の接客など「当たり前のことを当たり前にやる」を大切にしてきてきたからこそ、30周年を迎えることができたと思っています。
--30周年を記念した新メニューが登場したそうですね。
名付けて「オカンが作る唐揚げ定食」です。醤油やニンニクが効いたタレに漬け込んだものや、ゆず胡椒を使ったものなど、3種類の唐揚げ6個(約200グラム)が付きます。小鉢に揚げ出し豆腐、みそ汁、ご飯が付くボリューム定食です。今度、レギュラーメニューとしてご提供します。
--これからの季節にぴったりのメニューも登場するそうですね。
はい。6月からは「うなぎの定食」もご用意しますので、ぜひ楽しみにしてください。
それから、当店は元々60年以上前から「お茶屋」ですので、「抹茶ソフト」(300円)などにも力を入れています。4月からはソフトクリームをリニューアルし、よりなめらかな質感とぷっくりとした形で「インスタ映え」間違いなしです。(ソフトの販売は18時まで)
--今後、注力することなど教えてください。
現在も提供していますが、テークアウトを充実させていこうと考えています。おかずのみの販売もしていますので、夕食前に寄っていただけるようなご利用を増やしたいです。
またこれからも、期間限定のメニューを多数用意して「飽きない」店づくりをこれからも心掛け、地元の元気印のお店としてお客さまをお迎えしたいです。