9月3日に1周年を迎える宇部・中央の焼き鳥店「一力」。福岡の有名店での修業後にUターン開業した店主の秋山尚登さんにこだわりを聞きました。
ありがとうございます。私は、福岡・天神の有名焼き鳥店で数年間修行をし、地元にUターンして開業しました。焼き鳥屋というと男性客が多いイメージがあるかもしれませんが、週末には若い女性のお客さまの割合が多く、少しずつ広がりを見せていることを実感しています。
--秋山さんのこだわりは何ですか。
当店は備長炭を使って焼き上げるのですが、一番のこだわりは火加減です。強火で表面をカリッと焼き、中はしっとりジューシー。肉汁を感じることができる絶妙なタイミングを見計らいながら焼き上げています。そして、塩加減。豪快にかけているようなパフォーマンスでありながら、これまでに培った経験からちょうどいい塩加減でご提供しています。鶏肉は、地元の長州どりを使っています。
--おすすめメニューを教えてください。
はい。一番のおすすめは「軟骨トロトロ」です。豚バラ軟骨をトロトロになるまで煮込み、串に刺して焼いた自信のメニューです。次が手ごねで作る「手作りつくね」(以上200円)。そのほか、佐賀牛を贅沢に使った「佐賀牛ホルモン」(350円)と「佐賀牛さがり」(500円)もおすすめです。「さがり」は、肉の間にトマトを挟んでいるので甘味が増して程よい味わいになります。レタスを豚バラで巻いた「レタス巻」(200円)も人気です。
--「野菜巻串」というメニューがありますが、これはどんなものですか。
「レタス巻」をはじめとした10種類のメニューで、豚バラ肉で野菜を巻く新感覚な串焼きです。季節ごとに旬の野菜を使うのですが、野菜のフレッシュ感と豚の脂が程よくマッチしてとても食べやすいです。夏は、オクラやズッキーニ、トマトチーズなどのほか、アボカドや青ネギなどをご用意しています。ぜひ食べていただきたい一品ですね。
はい。この夏おすすめなのが「肉食炭酸水」(550円)です。レモンとライムで甘くなく飲みやすいドリンクです。口の中の肉の油も流れてスッキリした後味がクセになり、リピーター続出中です。アルコールは、生ビール(500円)やハイボール(380円)、地酒(600円)など約50種類をそろえています。
--この夏は焼き鳥と冷たいビールで決まりですね。
そうですね。こだわりの焼き鳥と生ビールで夏を楽しんでください。ご来店をお待ちしております。