山陽小野田・埴生の季節体験農場「花の海」。施設内レストラン「いたりあん食堂」で提供する旬のメニューなどについて、同園総合交流部の金子陽平さんに話を聞きました。
--「いたりあん食堂」では、採れたての農作物を使ったランチが味わえます。この秋は、月替わりの平日限定パスタランチがあるそうですね。
はい。秋の味覚といえば、旨みたっぷりの秋ナス。10月は通常のランチセットに加え、下関で採れた秋ナスを使って「秋ナスとキノコのペペロンチーノ」(1,280円)を提供します。オイルソースとナスの相性は抜群。日替わりでレモンかカボスを搾り、さっぱりとした味わいに仕上げます。アスパラガスやパプリカも使い、見た目も鮮やかなパスタになりました。
--おいしそうです。秋といえばカボチャも旬ですが、ランチメニューで味わえますか。
もちろんです。サイドメニューには、花の海で収穫したカボチャをふんだんに使います。サラダには、濃厚なバターナッツカボチャと、滑らかなロロンカボチャ、カボチャ属のソウメンウリをはじめ、季節の野菜がたっぷり。スープにも、その時最も旬を迎えているカボチャを使います。
ペペロンチーノには、手作りの丸パンも付きます。10月31日までの平日限定、1日10食のご提供なので、期間中にぜひご来店いただき、秋野菜のおいしさを味わってください。
--パンコーナーにも、秋の新作が続々と登場しているそうですね。
はい。「花海 旬野菜のパンキッシュ」(200円)は、季節ごとに使用食材が変わる商品で、今はカボチャをメインに使っています。「船方農場」のベーコンも旨みをプラスしてくれています。
甘めのパンなら「おいもパン」(160円)。黒ゴマの入ったパンに、やさしい甘さのサツマイモをたっぷり閉じ込めました。毎朝工房で焼き上げるパンは全て無添加で、食材にこだわっています。添加物が気になる方も、安心してお召し上がりください。
--コスモス畑の状況も気になります。今年の開花状況はいかがですか。
天候の影響で例年と比べれば開花時期は少し遅れていますが、順調に成長していますよ。第1弾のキバナコスモスは30万本で10月中旬までが見頃です。ピンクのコスモスは60万本で、10月中旬から11月中旬にかけてお楽しみいただける予定です。最新の開花状況はホームページでもご確認いただけます。
船方農場直送の生乳を使うソフトクリームにカボチャペーストを添えた「かぼちゃソフト」(400円)、まったりと濃厚な「スイートポテト」や「スイートパンプキン」(以上250円)などのスイーツもございますので、農場を散策した後にいかがでしょうか。昼下がりのご利用もオススメです。
日常を忘れてリフレッシュしたい時、今しか味わえない季節感を楽しみたい時など、ぜひ花の海にご来場ください。みなさまのお越しをお待ちしています。