La Tierra(ラ・ティエラ)

山陽小野田・竜王山のふもとのレストラン「ラ・ティエラ」。この秋冬のメニューやイベントなどについて、オーナーシェフの高橋崇さんに話を聞きました。

--いつも新鮮な食材を使用されているので、季節感が楽しめますね。

はい。当店が提供するのは、季節の食材をふんだんに使った地中海料理です。地元の農家さんが生産する有機野菜や、自家菜園で育てた野菜など、こだわりの素材を丁寧に調理してお出しします。

冬といえばダイコンやカブ、ニンジン、サトイモなどの根菜がおいしい季節です。今は若くて瑞々しい味わいで、季節が進めば寒さに耐えて糖度を増していきます。

--年末にかけてはパーティー利用が多いそうですね。

店内はテーブル12席のキャパシティーですが、こじんまりとアットホームな雰囲気で開く少人数のパーティーに最適だと思います。

--忘年会などの宴会・パーティーで利用する場合、コースのご注文が多いのでしょうか。

そうですね。コース料理は「今、これを食べていただきたい」という季節の料理を盛り込んでいるので、そういった意味でもおすすめしたいです。

ディナータイムは3タイプのコースがあり、いずれもアミューズ、前菜、パン、ドリンクをはじめ、デザートやメイン料理を含む7品以上の料理をご提供いたします。価格は3,780円~で、1名様からでもご注文いただけます。料理を取り分けてお楽しみいただける大皿の「シェアコース」(3,240円~、前日までの要予約)もあり、こちらは4名様から承っています。

通常のコースは予約が必須ではありませんが、事前にご連絡をいただければ、ご希望に沿うことができ、お待たせせずに料理が提供できます。内容のお問い合わせなどでも、気軽にお電話いただければと思います。貸し切りにも対応できますのでご相談ください。

--この冬も、コースやアラカルトメニューにジビエ料理が登場しますね。どのようなメニューを提供されるのですか。

今年は初めてアイスランド産のラム肉を仕入れました。癖のないラム肉を使った「アイスランド産ラム肉のロースト」をご提供します。塩コショウで味付けたラム肉をオーブンでローストし、酸味とキレのあるワインビネガーソースで仕上げました。添える自家製のアリッサソースも一緒に、お召し上がりください。手を加えすぎないことで、肉の旨みをシンプルに味わっていただけるかと思います。

このほか、猪肉や鹿肉も仕入れ状況に合わせてご提供できます。これから本格的な季節を迎えるジビエ料理を楽しみにしていてくださいね。

--11月には、恒例のマルシェイベントがあります。今年はどんな内容ですか。

はい。11月23日(木・祝)に「ラ・ティエラの小さなマルシェ」を開催します。当店がお世話になっている農家さんの魅力を「より多くの方に伝えたい」と始めたイベントで、今回が3回目となります。原木シイタケを栽培する「高木さん」や、西洋野菜を生産する「うえだ農園」など、宇部・山陽小野田の6農家による直売を行い、「松永種苗店」(種、苗、野菜)のワークショップも予定しています。

こだわって生産する野菜の魅力を農家さんから直接聞くことができますし、焼野海岸にある「海のパン屋さん パン・デ・モルデ」さんのパン、大きなパエリア鍋で作るパエリア、店内では特別なワンプレートランチもご用意しますので、おいしく楽しく過ごしていただければうれしいです。

また、山口東京理科大学の吹奏楽・アンサンブルの皆さんによる演奏も行いますので、どうぞお楽しみに。

--クリスマスディナーの予約も始まりましたね。

はい。12月23日~25日の3日間で提供するクリスマスディナーは、予約の受け付けを始めています。今年もこの3日間だけの特別な料理で、心を込めておもてなしいたします。1日最大5組限定となりますので、お早めにご予約ください。